こんにちは。
18年間も営業の仕事をしているのに、かわいいくらい人見知りの竹原です。
- 営業職を18年間続けてきた僕がオススメする本(ビジネス書・小説)
- 人を動かす D・カーネギー/東条 健一 新潮社 2016年11月25日
- チーズはどこへ消えた? スペンサー・ジョンソン/門田美鈴 扶桑社 2000年11月30日
- 凡人が最強営業マンに変わる魔法のセールストーク 佐藤昌弘 日本実業出版社 2003年12月
- ザッポス伝説 トニー・シェイ/本荘修二 ダイヤモンド社 2010年12月
- 超訳 ニーチェの言葉 (ディスカヴァークラシックシリーズ) 白取春彦 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2010年01月
- 中村天風一日一話 天風会 PHP研究所 2005年08月
- 成功の実現 中村天風 日本経営合理化協会出版局 1988年9月1日
- 夢をかなえるゾウ文庫版 水野敬也 飛鳥新社 2011年05月
- 絶対達成する部下の育て方 横山信弘 ダイヤモンド社 2011年12月
- こうして、チームは熱狂し始めた。 近田哲昌 すばる舎 2013年10月2日
- 完訳 7つの習慣 スティーヴン・R.コヴィー/フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社 FCEパブリッシング(キングベアー出版) 2013年08月
営業職を18年間続けてきた僕がオススメする本(ビジネス書・小説)
ボクは人材サービスの営業を18年間続けている。
最初は求人広告の仕事をしていて、入社動機は”広告の仕事がしたい”だった。
ボクが営業職をすることについて、親戚は大変驚いていたようだ。
特に生まれた時から近くにいたおばあちゃんが一番驚いていた。
子供の頃から内気で自信がなく、友達がいなかったわけではないが、みんなで遊ぶ時の輪に入ることができずにいたことを鮮明に覚えている。
女の子に話しかけるのも苦手で、人前で自己紹介もできない。
運動も苦手だったので、みんなでやる大縄跳びは”足が痛い”と言って休んでいた。
たぶん両親も心配していたと思う。
ボクにも今2人の子供がいるが、学校で友達と遊んでいないようだと聞いた時は心配になった。
その後すぐに友達ができたようで、今では家族よりも友達を優先することもある。
少し寂しくもあるが、安心もしている。
そんなボクが営業という仕事でたくさんの人と接する仕事を選んだのだ。
それは驚く。
ただ、ボクはボクなりに社会性を学んでいた。
中学生の時に陸上部に入り、高校でバンドを始めた。
大学では美術部で下手くそな絵を書いたり、オブジェを作ったりもした。
そんなコミュニティの中で楽しかったことが、人を笑わせることだ。
芸人のように間や雰囲気、言葉を駆使して笑わせることはできないので、
言葉だけに力を入れて考えた。
“こんな質問がきたらこう答えよう”とか”さっきはこう言えば良かった”とか、
勉強はせずにそんなことばかり考えた。
ボクは怒っている人や議論が嫌いなのだ。
笑っている人が好きで、楽しそうな人を見るのが好きだ。
だから人を笑わせたいと思っていたのだと思う。
そしてもう一つ、ボクが営業にむいていないと思う理由が”達成志向の欠如”だ。
これは営業を始めてから気づいた。
扱っているサービスに対する愛が足りなかったのかもしれないが、
売上目標を必死で追いかけることに情熱がそそげなかった。
会社から給料をもらっているのだから売上が必要。
このサービスが人の役に立つのだから売る。
何度言われてもたくさん電話をかけて、たくさん訪問して売上を追いかける気にはなれなかった。
ボクが目標を達成したいと思うようになったのは、一つのプロジェクトを任された時だ。
そのプロジェクトでは、大型商業施設のテナントの採用支援の一環として、テナント合同面談会が行われた。
求人をしているテナントが机を並べて座り、求職者がその中で興味があるテナントを選び、話を聞くというイベントだ。
一般的な言葉でいうと”就職・転職フェア”のようなものだ。
そのイベントに参加するテナントを集めるために、あと10社、あと3社とカウントダウンをしていたが、何を考えながらやったかというと、人がいなくて困っているテナントと、仕事がなくて困っている求職者が、たくさん出会うことができれば、そのテナントは充実したサービスを提供できるので、消費者が喜び、その口コミが広がれば、そのテナントとスタッフ、さらに商業施設も潤うのでたくさんの人が喜ぶことになる。
給与をもらっているから会社のために働くとか、このサービスは役に立つから売るべきという言葉では動かなかった、ボクの達成志向が動き出したのだろう。
営業職だけではないが、人が喜ぶ連鎖を生むことができる仕事はたくさんある。
そんな考え方ができるようになったのも、出会った本のおかげだと思う。
たいした実績は残していないが、営業にむいていないボクが、18年間も営業を楽しむことができたのは、これから紹介する本に出会えたからだ。
これから営業の仕事を始めようとしている人、
仕事で壁にぶつかっている人が、前向きに行動するきっかけになれば幸いだ。
自分の人生、自分で守る。
人を動かす D・カーネギー/東条 健一 新潮社 2016年11月25日
人との接し方を学んだ本。最近も文章の書き方で参考にしている。
※当時とはデザインが違うので、中身も同じかはわからない
チーズはどこへ消えた? スペンサー・ジョンソン/門田美鈴 扶桑社 2000年11月30日
全然行動できなかったボクが少し行動を起こすきっかけになった本
凡人が最強営業マンに変わる魔法のセールストーク 佐藤昌弘 日本実業出版社 2003年12月
テレマのトークマニュアルを作成する時に参考にした本。
ザッポス伝説 トニー・シェイ/本荘修二 ダイヤモンド社 2010年12月
何を目的にはたらくのかを考えるきっかけになった本
超訳 ニーチェの言葉 (ディスカヴァークラシックシリーズ) 白取春彦 ディスカヴァー・トゥエンティワン 2010年01月
ネガティブな考えをが頭に浮かんだ時に読んで前を向き直した本
中村天風一日一話 天風会 PHP研究所 2005年08月
強い心になることを目指して毎朝読んだ本
成功の実現 中村天風 日本経営合理化協会出版局 1988年9月1日
中村天風先生が好き+独身でお金が自由に使えた時に購入した本。
夢をかなえるゾウ文庫版 水野敬也 飛鳥新社 2011年05月
当時読んだときは文庫ではなかったが、最近文庫版を購入した。
絶対達成する部下の育て方 横山信弘 ダイヤモンド社 2011年12月
部下ではなく、自分の営業計画を立てる時に参考にした本
こうして、チームは熱狂し始めた。 近田哲昌 すばる舎 2013年10月2日
チームで仕事を楽しむことに憧れを持った本
完訳 7つの習慣 スティーヴン・R.コヴィー/フランクリン・コヴィー・ジャパン株式会社 FCEパブリッシング(キングベアー出版) 2013年08月
長期的な目標設定の際に使用した本。フランクリン・コヴィー社の手帳を購入して使っていた。