こんにちは。
爪を切ると指先が寒くなった気がする冷え性の竹原です。
松尾茂起さんの本”沈黙のWebマーケティング”を読んだ感想【読書】
このビジネス書を選んだ理由:沈黙のWebマーケティング 松尾茂起
僕は本屋さんを作ることが夢だった。
実際に本屋さんに行くことも好きだ。
週7回行きたいくらいだ。
しかし本屋さんはどんどんなくなって、減っている。
原因は本が売れなくなっているからだ。
以前実店舗で本を買っていた人たちは、ECサイトで購入したり、電子書籍に切り替えたからだろう。
10年ほど前、仕事である商業施設の採用ホームページの運営に携わったことがある。
その時はWebについての知識や経験は一切なく、SEOだのキーワードだのという初めての言葉にワクワクした。
それから少しずつ勉強して、だんだんとのめり込む。
しかし担当を離れた時に、Webとの関わりが一切なくなってしまった。
その間Webとの接点となったのはSNSだった。
そこで何か面白いことができないかと始めたのが、Facebookでの本の紹介だ。
その時はただ読書の記録を残すだけだった。
それから数年経って会社で複業ができるようになった。
迷うことなくWebサイトを始め、もちろん本を取り扱うことにした。
しかし自分で1からサイトを作成したことがなかったので本を買った。
それがこの沈黙のWebマーケティングだ。
実用書としてはかなり読みやすく工夫してある。
全てイラスト付きの会話形式になっている。
Webマーケティングを1から学びたい人におすすめだ。
気づき:沈黙のWebマーケティング 松尾茂起
ほとんどが初めて知ったことなので、全て気づきだということになる。
しかし、卵が先か鶏が先かのように、本から始めるのか、とりあえずサイトを作ってみるのかという話になる。
僕は一旦YouTubeでサイト作成の方法を学び、サイトを作ってからこの本を読んだ。
やはり一番自分に足りていなかったのは、”コンテンツ”という考え方だ。
サイトのテーマやら何を扱うかなどは考えていたが、サイトを見ているユーザーが何を求めているかを考えていなかった。
マーケティングは顧客からスタートしなければならないというドラッカーの言葉が思い出される。
自分のやりたいことと、顧客の求めるコンテンツを作ることをイコールにしなければならない。
今僕のビジネス書研究室がユーザーが求めるものになっていないのは事実だ。
だから今回この本で2度目の勉強をしている。
Web以外のビジネスでもマーケティングの考え方は同じだ。
キングコングの西野亮廣が言っていた。
「マーケティングは自分がやりたいことと、世の中の人々が求めていることのギャップを知るために行うのだ」と。
行動を起こそう:沈黙のWebマーケティング 松尾茂起
まずは周りの人たちに困っていることを聞いてみよう。
キャッシュレスにしたいが何からやればいいのかわからない。
転職したいけどどのエージェントに相談すべきか。
プログラミングを学びたいけど、Webサービスと教室はどちらが良いのか。
未経験から筋トレを始めたいが、どうやって始めるのが良いのか。
そんな声を聞いて、自分が今までに経験して知識が深いものと結び付けられないかを考える。
そして見つかったら、テンプレートにしたがってライティングする。
それを無料ブログで始めるのか、ワードプレスでサイト自体を作るのかは、効率から判断する。
あとはコンテンツの充実を目指し、記事を書き、メンテナンスを行い、必要であればリニューアルする。
僕は夢だった本屋さんをWEB上で始めた。
あとはたくさん買ってもらえるようにコンテンツを充実させていかなければならない。
自分の人生、自分で守る