田中泰延さんの本”読みたいことを、書けばいい。”を読んだ感想【読書】
こんにちは。
ブログから本を買ってもらえるようになって、静かにだいぶ喜んでいる竹原です。
この本を選んだ理由:読みたいことを、書けばいい。 田中泰延
僕が働いている会社が出てきたのには驚いた。
創業者と著者が同じコミュニティにいたそうだ。
この本はすでにたくさんの人がインスタに投稿していて気にはなっていた。
僕も文章術やライティングの本はたくさん読んでいる方だと思う。
DaiGoさん本人の本や、DaiGoさんが勧める本、沈黙シリーズ、バズ部の本も読んだ。
なので、この本を知った時は本当はすぐにでも読みたかったが、タイミングが悪くすぐに読めなかった。
しかし今回は立ち読みではっとして購入した。
先日紹介した「嫌われる勇気」を書いた古賀史健さんや糸井重里さんと知り合いだということ。
マキシマムザホルモンのマキシマムザ亮君と交流があり、ホルモンのホームページにも著者の記事が残っているということ。
ホリエモンの知り合いの知り合いというのも理由になるかと言えば、なる。
そして最近読んだ本でもよく出てくる「仮説」がキーワードとなっていることも興味をそそった。
中身はというと、これまで読んできた文章術の本とは違う。
言ってみれば真逆。
これまでよくあった文章術の本にしっくりこなかった人には読んでほしい。
著者がオススメの本も少し変わっていて面白い。
気づき:読みたいことを、書けばいい。 田中泰延
著者が有能なライターからなのか、単純に文字数が少ないからなのか、スイスイ読み進めることができた。
グレーのページには本当に役に立つ情報が載っていることも面白い。
リサーチをしっかりしようとか、これまで読んできた本と同じ主張の部分もある。
ギャグみたいなのも途中ちょいちょい出てくるが全然面白くない(笑)。
面白かったのは、「言葉を定義する」ところ。
例で”趣味”を定義していたが、視点が面白かった。
急な展開だが、クイズの答えは「言葉」だ。
声に出せば聞いた人の耳から入り頭や心に残る。
文字であれば物理的に露出が増える。
そして使えば使うほど洗練されて、説得力が増す。
これは僕の自論だ(笑)。
言葉をこう定義してみてはどうだろう。
言葉とは、「相手に意図を伝えるためのアイデア」である。
普通すぎるか。
行動を起こそう:読みたいことを、書けばいい。 田中泰延
今の自分にこんな問いをしてほしい。
「自分は今、自分が面白いと思うことをやっているだろうか」
仕事は楽しいか。
プライベートは充実しているか。
最近笑ったか。
最近努力したか
最近プレッシャーを感じたか。
最近仲間と共通の目標を語ったか。
最近好きな音楽と出会ったか。
最近好みの異性と出会ってときめいたか。
面白いと思ったことをやってみたか。
僕がこの本を読んで、すぐにやってみたのは”15文字コピーの訓練”だ。
読みながら周りを見渡した時に見つけたうどん屋さんの15文字キャッチコピーを考えてみたが全然出てこなかった。
クセになるまで続けようと思った。
これも小さな一歩だが、やるのとやらないのとでは大きな差になると思う。
小さな一歩かもしれないが、こういう簡単なことからやってみてはどうだろうか。
自分の人生、自分で守る。