こんにちは。
ググる前に人に聞いて解決してしまう迷惑な竹原です。
チャディー・メン・タンの”サーチ・インサイド・ユアセルフ”を読んだ感想
このビジネス書を選んだ理由:サーチ・インサイド・ユアセルフ チャディー・メン・タン
ぼくはグーグルが大好きで、新聞にグーグルに関する記事が出ていたら切り抜く。
そして”グーグルが掲げる10の事実”も印刷して持ち歩いている。
WEBサイト”たけはら書店”の運営もしているので、SEOも勉強している。
普段の生活の中でグーグルに関わることがとにかく多い。
ただ、ググるよりも人に聞いた方が早いと思う時は、聞く。
ある時YouTubeを見ていたら、マコなり社長が本を紹介していた。
それがこの本”サーチ・インサイド・ユアセルフ”だ。
イケハヤさんもYouTubeで数冊本を紹介していて、この本が入っていた。
成功している人が読んでいる本なら読んでみたいと思った。
ぼく自身がこの本の存在を知ったのは随分前だったが、
マインドフルネスというものにあまり興味がなく、読むことはなかった。
だが、数ヶ月前に紹介した”マインドフルワーク”という本を読んで考え方が変わった。
何かで成果を出そうとするときに、心と体が元気でなければならないと思うようになった。
本格的な暝想をするわけじゃないが、寝る前に目を閉じて呼吸に集中し、呼吸を感じる。
そうするだけで、頭の中でモヤモヤしていたものがスカッとする感覚がある。
歩きながらでもできるので、イライラした時や、落ち込むようなことがあったら実践している。
そんな中出会った本なので、しかも大好きなグーグルが舞台。
もちろん読む。
気づき:サーチ・インサイド・ユアセルフ チャディー・メン・タン
著者は”グーグルの陽気な善人”と名刺に書かれているほどの人当たりが良い人間らしい。
著者がサーチ会社であるグーグルの、グーグル・ユニバーシティで開校した講義に出席した人は「人生が変わった」と感じているそうだ。
実際にマインドフルネスとは何なのか。
こちらも有名な書籍で”EQ”という心の知能指数について書かれたものがある。
傾聴やディール・カーネギーの思想に近いものだと思うのだが、他社との関わり合いの中に、喜びを感じ、お互いに幸せになるというメッセージだったと思う。
瞑想を行うことによって自分を発見し、相手を思いやる。
探究心を重視するという点ではある意味科学的だともこの本の中で主張している。
この本の中でおもしろい表現があった。
著者は娘と、毎晩寝る前にマインドフルな2分間を過ごす。
なぜ2分か。
子供やエンジニアが注意を維持できるのが2分だからだそうだ。
その2分間で何をしているかというと、”存在していることを楽しむ”のだという。
自分がこの宇宙に存在していることを考えたことがなかったため、この表現には感動した。
行動する:サーチ・インサイド・ユアセルフ チャディー・メン・タン
この本を読むだけで、現在自分が幸せであることに気づく。
問題は、本を読んだ後の忘却曲線によって、その中身が薄れていくことだ。
だから実践しなければならない。
そうして継続するのだ。
まずはこの本を読んで簡単な瞑想からやってみよう。
この本に登場する”トニー・シェイ”はぼくが好きな経営者の1人だ。
過去に紹介している本”ザッポス伝説”の著者であり、ザッポスの経営者だ。
サードドアにも重要人物として登場する。
ザッポスという会社の成功の秘訣は「幸せを届けること」が重要だと言う。
もちろん顧客だけではなく、従業員に幸せをもたらす企業文化をも生み出した。
ザッポス伝説の中でも”ハピネス”という言葉が何度も出てる。
そしてザッポスのコアバリューには、ワクワクするような言葉が並んでいる。
この本”ザッポス伝説”は何回も読みたくなるほど、心に良い。
“サーチ・インサイド・ユアセルフ”と合わせて読んでみてほしい。
自分の人生、自分で守る